【銘柄フラッシュ】東亜建設やUMNファーマが急伸しアーバンライフなども高い

2013年9月18日 16:14

  18日後場は、円安を背景に日経平均が13時にかけて314円30銭高の1万4625円97銭まで一段上げたものの、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表が日本時間19日早朝とされ、徐々に様子見ムードが拡大。

  米国割合の高い富士重工業 <7270> は一時軟調に転じて大引けは1.2%高、キヤノン <7751> は14時頃から軟調に転じて1.1%安。オリンピック関連株は先駆した鉄建 <1815> が10.9%安など急反落の銘柄が増えたものの、コンビニを展開するCVSベイエリア <2687> は15.7%高、土地含みに期待とされた安田倉庫 <9324> は10.5%高、アーバンライフ <8851> (東2)は15.8%高、アーバネットコーポレーション <3242> (JQS)は9.9%高。

  材料株物色がオリンピックからバイオに拡大の感触があり、台湾企業にインフルエンザ薬の販売権を供与と発表のUMNファーマ <4585> (東マ)は19.9%ストップ高、メドレックス <4586> (東マ)は特許承認の発表が材料視されて一時ストップ高となり18.2%高。

  液晶製造関連のローツェ <6323> (JQS)は13日の業績予想の増額を好感して2日連続ストップ高の18.0%高。

  東証1部の値上がり率1位は東亜建設工業 <1885> の22.4%高となりオリンピック関連の建設株の出遅れとされて前場の2位からランクアップ、2位はランド <8918> の17.6%高となり地価上昇期待株だが実態は株価ひとケタ妙味とされて前場の1位23.5%高からは後退、3位は前場に続いて前出・シー・ヴイ・エス・ベイエリア <2687> の15.7%高となり建設株以外のオリンピック関連株とされて出直り急となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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