浜松工場敷地内で不発弾発見、11/10日は移送作業の影響で東海道新幹線・東海道本線の一部区間で一時運転見合わせ
2013年9月13日 18:27
【9月13日、さくらフィナンシャルニュース=東京】 JR東海(東1:9022)は13日、同社の浜松工場敷地内から不発弾が発見されたことを発表した。不発弾は、重量約860kg、長さ約153cm、直径約41cmの艦砲弾1個で、第二次世界大戦中にアメリカ軍が使用したものとみられる。すでに、陸上自衛隊により不発弾の防護措置が実施されており、爆発の危険はないという。
不発弾は、浜松市ほか関係機関の指示によって11月10日に陸上自衛隊によって、遠州灘海岸へ移送の後、処理される。なお、移送作業中は浜松市などが設定する規制区域に列車が入れなくなるため、東海道新幹線と東海道本線の一部区間において一時運転を見合わせる。
東海道新幹線は、規制区域が設定されている間、浜松駅-豊橋駅間の運転を見合わせる。これにともない、同区間を通過する列車に遅延が発生するほか、運転見合わせの時間前には臨時列車を運行する。なお、作業が予定通り進んだ場合、正午頃に所定ダイヤに回復する見込み。東海道本線では、規制区域が設定されている間、下り列車は浜松駅まで、上り列車は舞阪駅まで運転し、浜松駅-舞阪駅間を区間運休とする。予定通り作業が進めば、終了後は通常のダイヤで運転する。【了】