宇宙から見た、「こうのとり」4号機の大気圏再突入

2013年9月12日 09:45

  アメリカ航空宇宙局(NASA)は9月10日、国際宇宙ステーション(ISS)から撮影された、宇宙ステーション補給機「こうのとり」4号機(HTV4)の大気圏再突入の写真を公開した。

  この写真は9月7日15時30分頃、「こうのとり」4号機が大気圏再突入する際、ISSに滞在している第36次長期滞在クルーが「デスティニー」(米国実験棟)のカメラを使って撮影したもの。「こうのとり」4号機が高速で飛行しているため、大気との摩擦で機体の温度が上昇し、まるで火の玉のように見える。

   「こうのとり」4号機は9月5日にISSを出発し、9月7日15時11分に軌道離脱マヌーバを完了し、高度約120kmで大気圏に再突入し、ほとんど燃え尽きた。

   「こうのとり」4号機は8月4日にH-IIBロケットによって打ち上げられ、8月10日にISSと結合した。

 写真=NASA。

 ■ISS036-E-041384
http://www.spaceflight.nasa.gov/gallery/images/station/crew-36/html/iss036e041384.html

 【関連記事】
「こうのとり」4号機、国際宇宙ステーションから離脱
「こうのとり」4号機、9月5日に国際宇宙ステーションから分離
「こうのとり」4号機、国際宇宙ステーションとの結合に成功
H-IIBロケット、補給機「こうのとり」4号機を打ち上げ
HTV4号機/H2Bロケット4号機、8月4日早朝打ち上げ

関連記事

最新記事