デンソー:東京都内に車載半導体回路の設計開発拠点を設置、技術者の多い関東圏で開発体制を強化

2013年9月11日 17:13

【9月11日、さくらフィナンシャルニュース=東京】 デンソー(東・名:6902)は11日、車載半導体回路の設計開発体制を強化するため、2014年7月に、東京都内に新たな設計開発拠点を設置すると発表した。


近年、車両に搭載される環境・安全のための技術製品には車載半導体が多く使用されている。同社では、カーエレクトロニクスの進展を見据え、1968年にIC研究室を設置し、40年以上にわたって車載用半導体を開発、設計、生産してきた。

 同社は今回、需要の増加が見込まれる車載用半導体の開発体制を強化するべく、愛知県内にある既存の本社、幸田製作所、基礎研究所に次いで、新たに東京に拠点を設置し、環境・安全分野における最先端の車載用半導体回路の設計開発を行うこととした。

 新たな拠点では、デンソー本社の一部門と位置づけ、関連研究機関、技術者の多い関東圏を中心に新たに社員を採用していき、2020年には従業員数は100名となる見込み。【了】


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