【銘柄フラッシュ】淺沼組や大豊建設が急伸し帝国ホテルや鉄建は連日ストップ高
2013年9月10日 12:24
10日前場は、東京オリンピック関連株が引き続き活況高となり、鉄建 <1815> が成田・羽田の両空港を結ぶ新鉄道「都心直結線」などの交通網整備への期待が強まり連日ストップ高の26.3%高、東急建設 <1720> は首都圏の比重が高いとされて25.0%ストップ高、空港施設 <8864> はオリンピック期間中の都内への来場者1000万人と伝えられて18.9%ストップ高。帝国ホテル <9708> (東2)も連日ストップ高の16.2%高。通信回線の拡充期待から神田通信機 <1992> (JQS)も急伸36.9%ストップ高。
ソフトバンク <9984> は米アップル社が米国西武時間の10日午前中に「アイフォーン」の新機種を複数発表と伝えられており、低価格機種の展開に期待が強まったほか、連結子会社からの配当金も好感して堅調1.1%高。KDDI <9433> は2.4%高、NTTドコモ <9437> は0.9%高。
東証1部の値上がり率1位は淺沼組 <1852> の34.6%高となりオリンピック需要は関西系銘柄にも波及と低PERなどが言われて急伸、2位は大豊建設 <1822> の29.1%ストップ高となり河川・埋立地の土木に強いと期待高揚、3位は大末建設 <1814> の27.4%高となり株価2ケタの妙味も追加、4位は前出・鉄建 <1815> の26.3%ストップ高となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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