レクサス:「LS」「IS F」を一部改良、「IS F」に特別仕様車“Dynamic Sport Tuning”を設定
2013年9月5日 18:21
【9月5日、さくらフィナンシャルニュース=東京】 トヨタ自動車(東・名・札・福:7203、以下トヨタ)が展開する高級車ブランド「LEXUS」は5日、「LS460」、「LS460L」ならびに「LS600h」、「LS600hL」および「IS F」を一部改良するとともに、「IS F」に特別仕様車“Dynamic Sport Tuning”を設定し、全国のレクサス店を通じて販売開始した。
「LS」の一部改良では、LEDクリアランスランプに昼間の被視認性を高めるデイライト機能を追加し、新デザインのシャークフィンアンテナを採用したほか、外板色に新色ソニックチタニウムを設定している。メーカー希望小売価格は、「LS460」が830万円〜1080万円、「LS460L」が1130万〜1310万円。「LS600h」が1050万円〜1250万円。「LS600hL」は、1370万円〜1550万円。
「IS F」の一部改良では、カーボン製リヤスポイラーを新採用するとともに、フロントフォグランプをLEDタイプに変更した。また、スポーツシート全席のヘッドレストに「F」ロゴを立体的に表現したエンボス加工を施したほか、ドアトリムやセンターコンソール表皮にアルカンターラ(R)を採用している。これに加え、ナビゲーションと連動し、高速道路上などに設置されたITS(高度道路交通システム)スポットと双方向通信することで、画像や音声で前方の障害物や合流支援などの情報を受けることができるITSスポット対応DSRC(狭域通信)ユニットを標準装備した。メーカー希望小売価格は810万円。
「IS F」に設定した特別仕様車“Dynamic Sport Tuning”は、エンジンでは、ピストン、ポンプ類などのフリクションを低減した。クランクシャフトにコンロッドやピストンを組み付けている状態で、一基ずつ回転させながらダイナミックバランスを取ることで、最高出力を、ベース車「IS F」に比べ、5kW(7PS)向上させた。 さらに、専用カーボンフロントスポイラー/リヤディフューザーを特別装備することで空力性能を高めた。外板色には専用色スターライトブラックガラスフレークを含む、全7色を設定している。メーカー希望小売価格は1050万円。【了】