【銘柄フラッシュ】免疫生物研究所やジャパンベストレスキューが急伸し三井不動産も高い
2013年9月4日 16:27
4日後場は、日銀が消費税の引き上げに合わせて追加の金融緩和を検討との観測が強まり、三井不動産 <8801> が1.9%高など不動産株が軒並み堅調さを増幅。大手銀行株や証券株も強く、日経平均の先物にもまとまった買いが入った模様で、前場は安かったホンダ <7267> が0.6%高など自動車株や電機株も多くが堅調転換。その他金融も高く、アイフル <8515> は6.0%高。昨日自社株買いを発表したキヤノン <7751> は朝から上げたまま3.8%高。
ジャパンベストレスキューシステム <2453> は藻類による放射能除染の技術を開発したベンチャー企業・バイノス社(千葉県柏市)に出資する材料が再燃し、後場は次第高となり14.0%高と高値更新。これを大林組 <1802> が同ベンチャーと組んで開発した道路除染の新工法を請負うとされてエスプール <2471> (JQS)が16.6%ストップ高となり急反発。また、焼却灰などから放射性物質を分離除去する新技術を材料にアタカ大機 <1978> も急反発の9.1%高。
東京オリンピック実現ならカジノ特区も並行建設の期待が言われてオーイズミ <6428> が6.4%高、藤圭子さんのCD特需に思惑続きイマジカ・ロボット ホールディングス <6879> (東2)が16.2%高の高値更新。iPS細胞による再生医療が網膜以外にも拡大と伝えられて免疫生物研究所 <4570> (JQG)は24.7%ストップ高。
東証1部の値上がり率1位は前引けに続いて新日本科学 <2395> となりiPS細胞による再生医療のヘリオス社が株式上場を検討との一部報道を発端にヘリオス社に資本参加するとされて期待高揚し前引けの15.8%高から一段伸びて17.4%高、2位には前出のジャパンベストレスキューシステム <2453> が入り14.0%高、3位は山一電機 <6941> の13.8%高となりアジア地域で拡大する100ドルスマートフォン関連との見方があり前場の11.7%高から一段高で戻り高値となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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