山下智久「肌研(ハダラボ)研究員」が3Dに?!
2013年9月3日 18:23
2004年にロート製薬が発売を開始した化粧品ブランドが「肌研(ハダラボ)」。あらゆる無駄をそぎ落とし、「肌に良い成分」だけを厳選して開発した「パーフェクトシンプル」をブランドコンセプトに掲げている。その分かりやすいコンセプトと手頃な価格で「肌研(ハダラボ)」人気ブランドに急成長した。2008年から中国、台湾などでも販売されている。
その「肌研(ハダラボ)」ブランドの「極潤(ごくじゅん)」シリーズから8月24日に発売された新製品が「極潤 3D形状復元ゲル」という化粧品。この製品のTV-CMに出演したタレントの山下智久氏が会見に臨み、そのCM撮影の裏話(表話も)を語った。CM「極潤 3D形状復元ゲル“押し戻せ”篇」の全国オンエアは9月7日(土)から。この会見では製品のキーワード「3D」に合わせ、3Dカメラと3Dプリンターを使って「肌研(ハダラボ)研究員」に扮した山下氏を等身大でリアルに再現した人形が登場、会場を盛り上げた。この等身大人形は9月7・8日にららぽーと横浜のイベントスペースで展示される。
マーケティング調査会社・富士経済「新・化粧品マーケティング要覧2013 No.1」によると、洗顔後の肌の手入れが一品の化粧品で済ませられる「オールインワン」タイプの製品が2012年に485億円(前年比133%)と急成長している。ロート製薬の調査でも「面倒な手入れをしないで、手っ取り早くキレイになりたい」という潜在ユーザーは6割に達するという。事実、同社が2011年8月に発売したオールインワンタイプ「極順 パーフェクトゲル」は初年度売上10億円(ロート出荷金額)を超える大ヒットとなった。今回の新製品「極順 3D形状復元ゲル」は、第2弾の「極順 美白パーフェクトゲル」に次ぐ第3弾となる。
同製品は「化粧水/美容水/乳液/クリーム/パック」の5機能をひとつに集約したオールインワン化粧品で、うるおい成分として4種類のヒアルロン酸に今注目のレスベラトールEX(赤ワインの原料である葡萄の皮や種に含まれるポリフェノールの一種で、これもうるおい成分)を配合した。今回、新たに配合された3Dヒアルロン酸はネット構造のヒアルロン酸が水分をネットで包み込んで肌にとどまり、肌にうるおいを与える。今回のネーミングのポイント「形状復元」というだけあって、ゲルを実際に触ってみると、あっという間に形状が復元する不思議な使用感で、肌を保湿する力も高い。
女性の化粧も「時短、簡単」そして「手軽でキレイ」がキーワードか。(編集担当:吉田恒)