中国、リモートセンシング衛星「遥感17号」を打上げ

2013年9月3日 15:30

  中国国家航天局(CNSA)は北京時間9月2日3時16分(日本時間4時16分)、リモートセンシング衛星「遥感17号(Yaogan-17)」を載せた「長征4号丙(Long March 4C)」ロケットを、酒泉衛星発射センターから打ち上げた。

   打ち上げられたロケットは順調に飛行し、「遥感17号」を所定の軌道に投入し、打ち上げが成功した。

   「遥感17号」は中国航天科技集団公司所属の中国空間技術研究院が開発したリモートセンシング衛星で、主に科学実験、国土資源調査、環境保護、農作物の防災などに使用されるが、軍用目的もあると指摘されている。遥感シリーズの衛星の打ち上げは今年初めて。

   なお、今回の打ち上げは長征ロケットシリーズにとって180回目の打ち上げだった。

 ■我国成功発射遥感衛星十七号
http://www.cast.cn/CastCn/Show.asp?ArticleID=44721

 【関連記事】
長征四号丙ロケット、衛星3機を打ち上げ
長征二号丙ロケット、実践十一号05星を打ち上げ
中国、長征五号ロケットのブースターの燃焼試験を実施
中国、3名の宇宙飛行士を乗せた「神舟10号」打ち上げ成功
長征三号乙増強型、通信衛星「中星十一号」を打ち上げ

関連記事

最新記事