【銘柄フラッシュ】エスプールやアイフルが急伸し東京五輪関連で帝国ホテルも高い
2013年9月2日 16:14
2日後場は、米国のシリア早期攻撃観測が後退したほか、中国株式が8月の景気指数を受けて堅調と伝えられたため、トヨタ自動車 <7203> が安定的に6000円台を回復して1.0%高。任天堂 <7974> も堅調反発のまま1.6%高。日本取引所グループ <8697> も一段高となり9.1%高。新日鐵住金 <5401> も一段強張り2.8%高。東京電力 <9501> は中盤から堅調に転換し、午後、放射性物質の汚染水問題で閣僚会議を設置と伝えられたことを好感。
オリンピックの開催地決定が1週間後の南米時間7日に迫り、大成建設 <1801> が5.7%高、三井不動産 <8801> が2.6%高など、建設株や不動産株が一斉高。東京都競馬 <9672> も6.0%高など含み資産株も高くなり、宿泊予約サイトの一休 <2450> は2.0%高、帝国ホテル <9708> (東2)は6.9%高。エスプール <2471> (JQS)は放射能除去作業の請負がいわれて33.1%ストップ高。
東証1部の値上がり率1位は前引けに続いて製紙薬品大手の星光PMC <4963> となり古紙のアジア向け輸出価格の一段高や次世代の補強材料などとして期待されるナノファイバーを材料に19.9%ストップ高、2位にはアイフル <8515> の18.5%ストップ高が入り消費者金融業界の個人向けビジネス回復報道が好感されて出直り急、3位にはアプラスフィナンシャル <8589> の16.6%高が入りローン事業への追い風などがいわれて急反発となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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