【銘柄フラッシュ】星光PMCや日本ファルコムが急伸し東京五輪関連で大成建設も高い

2013年9月2日 12:39

  2日前場は、ソニー <6758> が0.2%安、富士重工業 <7270> は0.3%安など、北米景気関連株に軟調な銘柄があったものの、米国のシリア攻撃が先延ばしの情勢になったため、全般は買い直すムードが回復。トヨタ自動車 <7203> は一時6000円台を回復して0.8%高。また、オリンピックの開催地決定が1週間後の南米時間7日に迫ったため、大成建設 <1801> が3.2%高、帝国ホテル <9708> (東2)は6.2%高、アーバネットコーポレーション <3242> (JQS)は11.0%高などと期待や思惑が拡大。

  任天堂 <7974> は米国や欧州で10月に廉価版のゲーム機「2DS」を発売との発表を好感し3.3%高。ソニーのゲーム機向けで知られる日本ファルコム <3723> (東マ)は19.7%ストップ高。

  東証1部の値上がり率1位は製紙薬品大手の星光PMC <4963> となり古紙のアジア向け輸出価格の一段高や次世代の補強材料などとして期待されるナノファイバーを材料に19.9%ストップ高、2位は不動産ファンド運用などのケネディクス <4321> の12.7%高となりオリンピックの東京開催に期待、3位はノンバンクのアプラスフィナンシャル <8589> の12.2%高となり業界の個人向けビジネス復調と伝えられ急反発となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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