【銘柄フラッシュ】CVSベイエリアが急伸し上場2日目のN・フィールドは高値更新

2013年8月30日 16:56

  30日後場は、トヨタ自動車 <7203> が軟化して6000円を割り込み2.0%安。9月中間配当の実施が好感されたパナソニック <6752> は朝方を除いて伸び悩んだまま2.4%高。東芝 <6502> は次第にダレ模様の0.3%高。週末にシリア情勢が急変する場合などに備えてか、全体に模様ながめムードが拡大。東京電力 <9501> は0.6%高と小高く、売買代金、出来高とも1位。

  上場2日目の訪問介護の大手N・フィールド <6077> (東マ)は前場4425円(前日終値比625円高)まで上げて公開価格1500円の2.9倍に達し、後場はもみ合いの末3460円(340円安)。初値は昨日後場に3100円で成立。「訪問看護ステーション デューン」を全国展開し、高齢者や精神疾患を持つ人々をサポート。公開価格でのPERは9.5倍になり、割安感が。触発されるようにエスプール <2471> (JQS)は障害者の雇用支援サービスなどが注目し直されて19.8%ストップ高。

  遠くの紛争は買いとされて海運株の売買が増加し、日本郵船 <9101> (東1)が2.2%高。ただ、商船三井 <9104> は前日比変わらずなど、後場は総じて手仕舞い先行の様子。

  日本金銭機械 <6418> は秋の国会で「カジノ特区」進展の期待から5.0%高、アドアーズ <4712> (JQS)も5.3%高。

  東証1部の値上がり率1位は前引けに続いてジャパンベストレスキューシステム <2453> の21.5%ストップ高となり子会社が藻を利用した放射性物質の除去システムを開発と伝えられて連日急伸、2位も前引けと同じアタカ大機 <1978> の21.0%ストップ高となり政府の放射能汚染水処理への積極関与を材料に高値更新、3位にはシー・ヴイ・エス・ベイエリア <2687> の13.3%高が入りコンビニの猛暑効果などに期待とされて連日高値となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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