丸紅と日揮:サウジアラビアでコジェネレーションプラント建設事業に参画、20年間にわたる電力蒸気販売契約を締結

2013年8月29日 16:11

【8月29日、さくらフィナンシャルニュース=東京】 丸紅(東・名:8002)と日揮(東:1963)は29日、サウジアラビアで自動車販売などを手がけるアルジョマイ社とともに、同国の国営石油会社サウジアラムコ(以下「アラムコ」)が保有する石油関連施設に、電気・蒸気などを同時に発生させるコジェネレーションプラントを建設し、20年間にわたる電力蒸気販売契約を締結したことを発表した。

 今後、丸紅・日揮・アルジョマイとアラムコの間で特別目的会社を同国に設立し、アラムコが所有する石油関連施設の敷地内で、合計約900MW(電力)、約1500トン/時(蒸気)のコジェネレーションプラントを建設し、電力・蒸気の供給を行う。

 本プラントが設置されるアラムコ保有の石油関連施設では、現在アラムコ自身で蒸気を自給し、電気についてはSEC(サウジアラビア電力公社)から調達している。同事業は、高効率のコジェネレーションプラントを設置する事により、エネルギー効率を高めたいというアラムコの方針に沿ったもの。

 同コジェネレーション案件の出資比率は、丸紅が25%、日揮が15%、アルジョマイ社が10%、アラムコが50%となる。【了】

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