三菱自、スズキからガソリン軽商用車をOEM供給受け 自社製は生産終了へ

2013年8月29日 13:17

 三菱自動車工業は29日、スズキからガソリン軽商用バン・トラック、及びキャブオーバーワゴンのOEM供給を受けることについて同社と基本合意したと発表した。

 OEM供給内容の詳細は今後協議を経て決定される。三菱自動車は2013年度内に軽商用バン「MINICAB VAN(ミニキャブ バン)」・軽商用トラック「MINICAB TRUCK(ミニキャブ トラック)」のガソリンエンジンモデルの生産を終了し、この代替として、2014年春よりスズキから車両供給受けを開始することを計画している。

 今回の施策は、ガソリン軽商用車商品ラインナップの維持を図りつつ、車両開発・生産における経営資源を重点分野へ集中させることを可能とするものであり、これにより三菱自動車は、販売及び投資効率の両面でメリットを享受することができる。

 なお、軽商用電気自動車「MINICAB-MiEV VAN(ミニキャブ・ミーブ バン)」及び「MINICAB-MiEV TRUCK(ミニキャブ・ミーブ トラック)」の車両開発・生産・販売については今後も継続・強化していく方針。

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