【銘柄フラッシュ】ソースネクストが急伸しサントリー食品インターナショナルも高い

2013年8月29日 12:42

  29日前場は、シリア情勢の緊迫化が昨日よりは沈静化したため、トヨタ自動車 <7203> が0.2%高、ソニー <6758> は0.1%高など総じて堅調。証券株も野村ホールディングス <8604> の0.3%高など反発。ただ、自動車株や精密株にもキヤノン <7751> など続落銘柄はあり、模様ながめ気分は残る様子。

  本日新規上場の訪問介護の大手N・フィールド <6077> (東マ)は前場、買い気配のまま売買が成立せず、公開価格1500円に対し2625円の買い気配。「訪問看護ステーション デューン」を全国展開し、高齢者や精神疾患を持つ人々をサポート。今期・13年12月期の見込みは売上高を18億9600万円(前期比2.7倍)、経常利益を1億7500万円、純利益を1億5100万円、1株利益は157円42銭とし、黒字転換を見込む。

  サントリー食品インターナショナル <2587> は輸出株を避ける動きを収容できるとされて0.7%高。また、キーウェアソリューションズ <3799> (東2)は「iPhone」(アイフォーン)新製品との関連が噂されて5日連続ストップ高の16.3%高。株価低位のセキド <9878> (東2)はネット通販部門の急拡大などが言われて3.1%高と2週間ぶりの100円台回復。

  東証1部の値上がり率1位はソースネクスト <4344> の15.1%ストップ高となり個人情報に関する問題の世界的な高まりがあるとされて戻り高値、2位はジャパンベストレスキューシステムス <2453> の11.4%高となり9月末の株式分割に期待とされて高値更新、3位は石井鐵工所 <6362> の9.3%高となり原発の汚染水漏れやシリア情勢の原油高などを材料に戻り高値に進んだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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