マツダ、南アフリカに販売統括会社を設立 2014年7月に営業開始へ
2013年8月28日 19:46
マツダは28日、南アフリカにおける販売統括会社「Mazda Southern Africa (Pty.) Ltd.」(以下、MSA)を2013年7月に設立し、2014年7月に営業を開始すると発表した。マツダはMSAを設立することで、車両の輸入・販売やカスタマーサービスなどを主体となって管理・対応できる体制を構築することが可能となり、同市場におけるマツダブランドおよびビジネスのさらなる強化・拡大を図る。
今後MSAは、従来のディストリビューターである「Ford Motor Company of Southern Africa (Pty.) Ltd.」(以下、FMCSA)から、マツダに関するすべての業務を引き継ぐとともに、従業員の新規採用や販売店の募集活動など営業開始に向けた準備を進めていく。なお、MSAの営業開始までの移行期間におけるマツダの事業はFMCSAが継続して行う。また現在、南アフリカにあるフォードのシルバートン工場で現地生産している「マツダ BT-50」については継続していく。
マツダは1963年に南アフリカに市場参入し、長きにわたり同市場に根ざしたビジネスに努め、現在はアフリカ大陸におけるマツダ車の最量販市場となっている。営業開始後のMSAでは、すでに同市場に導入している「Mazda CX-5」(日本名:「マツダ CX-5」)に加え、新型「Mazda6」(日本名:「マツダ アテンザ」)などを販売する予定。また、今秋より北米から順次導入する新型「Mazda3」(日本名:「マツダ アクセラ」)についても早期の導入を目指していく。