NYタイムズにハッキングか?市場参加者には情報収集に注意必要も

2013年8月28日 08:46


*08:46JST NYタイムズにハッキングか?市場参加者には情報収集に注意必要も
米ニューヨークタイムズ(NYT)は27日、“悪意のある外部からの攻撃”により、同社のウェブサイトが午後3時(現地時間)ごろに機能停止し、その後も数時間にわたって不具合が続いたことを明かした。ただ、利用者の一部はサイトにアクセス可能で、完全に遮断されたわけではないという。

今月には米ワシントンポストもウェブ攻撃を受けており、記事の一部をクリックすると“シリア電子軍”(SEA)のサイトに飛ぶという事件が発生したばかり。SEAはアサド政権を支持するとみられるハッカー集団で、アラブや西側諸国のメディアがシリア内戦の実情をゆがめて報じていると主張している。

なお、今年4月には米ホワイトハウスが攻撃されたという、AP通信による偽情報がツイッター上に流れ、ダウ平均が一時急落するという事件が発生した。相場関係者にとって、情報収集には注意すべき時期かもしれない。《RS》

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