BMW:「6シリーズ」「7シリーズ」全車に「衝突回避・被害軽減ブレーキ」等を含む「ドライビング・アシスト」を標準装備
2013年8月27日 16:02
【8月27日、さくらフィナンシャルニュース=東京】 ビー・エム・ダブリュー(本社:東京都千代田区)は27日、フラッグシップ・モデル「BMW 7 シリーズ」と、プレミアム・ラグジュアリー・モデル「BMW 6 シリーズ」のクーペ、カブリオレ、グラン クーペに前方車両への衝突の回避と被害の軽減を図る「衝突回避・被害軽減ブレーキ」などを全車に標準装備し、販売を開始した。
各モデルに標準装備となる「ドライビング・アシスト」は、衝突の危険性が高まった際にドライバーに警告を発する「前車接近警告機能」、追突が不可避な場合に短時間軽いブレーキをかけ衝突を回避・被害の軽減を図る「衝突回避・被害軽減ブレーキ」、車線の逸脱をドライバーに警告する「レーン・ディパーチャー・ウォーニング」が含まれる。また、歩行者検知機能の採用により、歩行者への接近に対しても、ドライバーへの警告と衝突回避・被害軽減ブレーキを作動させる。
今回、「BMW 6 シリーズ」のクーペ、カブリオレ、グラン クーペと「BMW 740i/740Li」 に、このドライビング・アシストを採用、全車標準装備となる。なお、「BMW 740i/740Li」以外のモデルでは、従来より標準装備だった「ドライビング・アシスト・プラス」に、歩行者検知機能を追加する。
また、各モデルに、車載の通信モジュール(SIM カード)を利用し、乗員の安全と車両の状態を見守ることで、ドライビングにさらなる安心感を与えてくれる「BMW SOSコール」と「BMW テレサービス」を標準装備。
このほか、「BMW 6 シリーズ」の各モデルでは、衝突の危険性が高まったとシステムが判断した場合に、フロントのシートベルトを引き締めるなどして乗員を保護する「アクティブ・プロテクション」が全車標準装備に。シンプルな直感操作でコントロール・ディスプレイに表示される様々な機能の設定を行う「iDrive コントローラー」に、指による文字入力や、地図の拡大/縮小が可能なタッチパッドを「BMW 7 シリーズ」全車に採用し、より優れた操作性を実現する。【了】