東芝、四日市工場の第5製造棟第2期分を建設開始

2013年8月23日 16:38

 東芝は23日、NAND型フラッシュメモリの製造拠点である四日市工場(三重県四日市市)の第5製造棟第2期分の起工式を同日開催したと発表した。

 第5製造棟の第2期分は、NAND型フラッシュメモリの次世代プロセス品や三次元構造品の生産スペースを確保することを目的に建設するもので、2014年夏に竣工する予定。具体的な設備導入・生産開始時期や生産能力、生産計画等については、市場動向を踏まえて今後決定していく方針。

 第5製造棟については、市場動向を見極めながらその時々に最適な生産スペースを確保するという観点から建屋を2期に分けて建設することとし、第1期分については2011年7月から稼動している。第2期分については、スマートフォンやタブレット、エンタープライズサーバ向けSSDなどを中心に需要が増加傾向にあること、中長期的にも市場拡大が見込まれることから建設を決定した。

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