【銘柄フラッシュ】アルチザネットやネオスが急伸し東京電力は下げ相場ひとまず小康

2013年8月22日 12:29

  22日前場は、朝方安かったホンダ <7267> が前引けは0.8%高など、NYダウの1万5000ドル割れを嫌った手控え相場は中国のPMI(製造業購買担当者景気指数)が改善と伝わると次第に好転。

  野村ホールディングス <8604> も一時堅調に転換し、キヤノン <7751> は3000円台を割り込みながらも持ち直した。ディフェンシブ業種との見方で薬品株が強く、再生医療に強いイメージがあるとされて科研製薬 <4521> は3.1%高。中国でLTE高速通信が整備との報道を連想材料にアルチザネットワークス <6778> (東マ)は22.4%ストップ高。

  原発汚染水問題の東京電力 <9501> は昨日に続き売買代金・出来高とも1位の大商いとなり4.5%安。前場の安値は522円、前引けは532円。昨日の安値523円を一時割っただけで下げ相場がひとまず小康状態となった。

  日清食品ホールディングス <2897> が南米コロンビアに進出と伝えられたことを好感して1週間ぶりに4000円台を回復し3.2%高。連想買いとされて東洋水産 <2875> も4.2%高。

  東証1部の値上がり率1位は株価ひとケタのエス・サイエンス <5721> の16.7%高、2位は携帯コンテンツのネオス <3627> の14.1%高となりスマホの無料通信アプリ「LINE」関連とされて高値に急接近、3位はGMOペイメントゲートウェイ <3769> の13.8%高となり「LINE」がネット通販に進出と発表したことを材料に戻り高値となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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