(中国)メッセージアプリ戦国時代へ、アリババも本格参入

2013年8月22日 11:44


*11:44JST (中国)メッセージアプリ戦国時代へ、アリババも本格参入
インターネット大手テンセント(00700/HK)の「微信(ウィーチャット)」が一人勝ち状態となっている中国のスマートフォン向けメッセージアプリ市場は、今後戦国時代へと突入する可能性がある。

現地メディアは22日、電子商取引大手アリババ・グループも同分野に本格参入すると報じた。これより先には、3大通信キャリアの一角である中国電信(00728/HK)がポータルサイト大手の網易(ネットイーズ)と共同で、メッセージアプリ「易信(yixin:イーシン)」をリリースしたばかり。

報道によると、アリババは昨年7月からメッセージアプリ「来往」の展開をスタートさせていたが、これまでは特段のプロモーションを行っていなかった。この間、テンセントの微信が急速にユーザー数を伸ばしたのを見て、アリババも今後は積極的にサービスと宣伝活動を展開する構えだ。

来往の既存ユーザーによると、同サービスは他社に比べて音声メッセージの音質が良いほか、スタンプが無料な点が魅力だという。《NT》

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