【銘柄フラッシュ】住石ホールディングスが一段高となり東南アジア関連のマンダムは値を戻す

2013年8月21日 16:31

  21日後場は、東京電力 <9501> が原発のタンク漏水を懸念材料に一段安となり、一時14.8%安まで下げて大引けは9.3%安。しかし、懸念されたインドネシアなど東南アジア諸国の株価は反発と伝えられ、前引けは安かったユニ・チャーム <8113> が大引けは0.4%高、2輪用部品の大手・武蔵精密工業 <7220> も大引けは0.3%高、マンダム <4917> は値を戻して0.6%安。ソニー <6758> は前場から堅調で0.5%高。

  材料の出た銘柄は活況となり、朝日インテック <7747> (東2)は野村證券の投資判断を好感して6.9%高の戻り高値、22日売買分から東証2部に指定替えのトラスト・テック <2154> (JQS)は7.0%高、トランスジェニック <2342> (東マ)は昼過ぎにブタを使った非臨床試験の受託などを手がける企業との提携を発表し5.6%高、アエリア <3758> (JQS)はゲーム業界15社の連携報道を材料に前場から16.1%ストップ高。

  東証1部の値上がり率1位は携帯コンテンツのネオス <3627> の15.5%高となりスマートフォン向けソリューションなどを引き続き材料視して連日戻り高値、2位は前場に続いて株価ふたケタのキムラタン <8107> となり11.1%高、3位は住石ホールディングス <1514> の9.6%高となり輸入石炭の大手で原発に代わる火力発電を材料に戻り高値、4位には東邦チタニウム <5727> の9.4%高となりクレディスイス証券が大阪チタニウムテクノロジーズ <5726> の投資判断を引き上げたと伝えられて連想買いが強まり急反発となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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