【銘柄フラッシュ】澁谷工業やメディネットが急伸しガーラなども高い

2013年8月20日 16:03

  20日後場は、日経平均が先物主導で一段安となり、一時374円95銭安の1万3383円18銭まで下落。中国株が現地大手証券の誤発注の影響で上値の重い状況になり、インドやタイ、インドネシアなどの株式下落も理由にされ、トヨタ自動車 <7203> などは総手控え。

  材料株を個別に物色する展開となり、マーベラスAQL <7844> は人気ゲームシリーズの最新作に期待と6.1%高。アーネストワン <8895> は首都圏のマンション動向を蒸し返し材料に低PERなどが言われて4.0%高、ガーラ <4777> (JQS)は10.8%高。

  メディネット <2370> (東マ)は樹状細胞に関する米国での特許を昼前に発表し午後は17.5%ストップ高。バイオ株物色を刺激する形で澁谷工業 <6340> は理化学研究所などとのiPS細胞による再生医療の研究を期待材料に値上がり率トップで14.5%。

  アドウェイズ <2489> (東マ)はチャットアプリの利用者増加を材料に急伸ストップ高。

  厚生労働省が大学卒業後1年以上就職先が決まっていない若者を対象に就職支援を始めると伝えられ、パソナグループ <2168> が3.2%高、テンプホールディングス <2181> は3.3%高。

  東証1部の値上がり率1位は澁谷工業 <6340> の14.5%高、2位は石井鐵工所 <6362> の8.3%高となり原発の処理水タンクの思惑から軽量株妙味を発揮、3位はマーベラスAQL <7844> の6.1%高となり人気ゲームの新シリーズ発売などに期待とされて高値に迫った。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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