日産とホンダ、SUPER GTシリーズGT500クラス参戦車両を発表

2013年8月19日 14:12

 日産自動車及びニッサン・モータースポーツ・インターナショナル(以下、ニスモ)は16日、2014年規則に合わせて新規に開発したSUPER GT GT500仕様の「Nissan GT-R Nismo GT500」を発表した。

 SUPER GTのGT500クラスは、2014年からドイツツーリングカー選手権と基本的な車両規則が統一されることになり(エンジン関連規則を除く)、来シーズンは新しい車両規則に基づいて開発された新型車両による新たな戦いが展開される。

 日産自動車のモータースポーツ活動を担うニスモは、この2014年規則に合致したNISSAN GT-Rを開発してきた。7月末にシェイクダンしたばかりの開発車両は、8月17日から鈴鹿サーキットで開催されるSUPER GT第5戦でお披露目される。

 また、ホンダも16日、2014年のSUPER GTシリーズGT500クラスに参戦予定の「NSX CONCEPT-GT」を、2013 AUTOBACS SUPER GT 第5戦が開催される鈴鹿サーキットで初公開した。

 「NSX CONCEPT-GT」は、2012年1月に米ミシガン州デトロイトで開催された北米国際自動車ショーにおいて世界初披露された次世代スーパースポーツモデル「NSXコンセプト」をベースとしたレース専用車両。

 同車両は、一般社団法人日本自動車連盟が定める2014年GT500車両規則に準拠しており、パワーユニットとしてレース専用に新開発した2.0L直列4気筒直噴ターボエンジンをミッドシップレイアウトで配置するとともに、レーシングハイブリッドシステムを搭載している。

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