JFEエンジ、都市環境プラント基幹改良工事を連続受注 4件で計110億円
2013年8月19日 13:19
JFEエンジニアリングは19日、都市環境プラントの基幹改良工事を相次いで受注したと発表した。
受注したのは、それぞれ新潟県十日町市、山梨県中巨摩地区広域事務組合、千葉県山武郡市環境衛生組合、秋田県由利本荘市が発注した十日町市エコクリーンセンター、中巨摩地区広域事務組合清掃センター、山武郡市環境衛生組合ごみ焼却施設、本荘清掃センターの基幹改良工事。受注金額は4件合計で110億円。
これらの事業は、稼動後15年以上を経過し老朽化した一般廃棄物処理施設について、長寿命化および省エネルギー化の方向で改良することを目指している。改良後のCO2削減量に応じて、環境省は自治体に対して事業費の一部を交付する。
今回JFEエンジニアリングは、施設の現況・ニーズに則した工場主要機器の更新・改造を行い、施設の長寿命化によるライフサイクルコストの低減と省エネ化による二酸化炭素排出量の削減を同時に実現する。
JFEエンジニアリングは、交付金制度が制定された2010年以降、累計で10件の基幹改良の受注実績を有している。一般廃棄物処理施設は全国で約1200施設が稼動しているが、このうち約半数は稼動後15年を経過しており、基幹改良や更新のニーズが高まっている。