スマホの音楽プレイヤーを操作できる「G-SHOCK」が登場
2013年8月18日 20:18
カシオ計算機は、時計からスマートフォンの音楽プレイヤーのコントロールや、スマートフォンで時計の各種設定ができる耐衝撃ウオッチ「GB-6900B」、「GB-X6900B」を、9月21日より発売する。
同社は昨年、iPhoneやAndroid端末と連携する第1世代エンジンを搭載した「GB-5600AA」、「GB-6900AA」を発売している。電話着信やメール受信を腕時計の音や振動、表示で知らせる通知機能や、スマートフォンの時刻情報を受信して、時計側の時刻を自動修正する機能などが可能な腕時計である。
今回の新製品はその後継モデルで、最新の近距離無線技術、Bluetooth v4.0による通信機能を強化し、従来の通知機能などに加え、相互にリモート操作ができる第2世代エンジンを搭載している。時計のボタン操作でスマートフォンの音楽プレイヤーのコントロールや、スマートフォンから時計のタイマーやアラームの設定などが可能になり、時計とスマートフォン双方の使い勝手を大幅に向上させているとしている。
各種設定のためには、アプリケーション「G-SHOCK+」のダウンロードが必要だが製品発売と同時に無料配信される予定だ。現時点では、音楽プレイヤーの操作とアラームの設定に対応するスマートフォンは、iPhone 5、iPhone 4S、GALAXY S4 SC-04Eの3機種。通知機能などの機能は、Android 4.0 LE対応スマートフォンに対応している。なお、使用できる機能については、端末によって異なるので注意が必要。
主要スペックは、耐衝撃構造、防水性能は20気圧防水、通信可能距離は2メートル。世界100都市のワールドタイムと協定世界時(UTC)の時刻表示。アラーム、ストップウォッチ、タイマー、LEDバックライト機能、バイブレーション機能、パワーセービング機能などを搭載している。常温での精度は平均月差15秒。電池はCR2032で、モバイルリンク機能を1日に12時間使用した場合の電池寿命は約2年となっている。価格は「GB-6900B」が18,900円、ビッグサイズの「GB-X6900B」が21,000円。(編集担当:久保田雄城)