【銘柄フラッシュ】ゼリア新薬や日本トリムが一段高となりホンダなどは回復基調
2013年8月16日 16:54
16日後場は、キヤノン <7751> が軟調ながら下げ渋り、ホンダ <7267> が一時堅調転換し、富士重工業 <7270> は堅調など、円相場の軟調転換と共に輸出関連株の値戻しが顕著。
材料株は引き続き売買活発で、ゼリア新薬工業 <4559> はがん治療薬の報道を材料に一段高の8.0%高、亀田製菓 <2220> はTPP(環太平洋経済連携協定)関連株人気の再燃から6.8%高、日本トリム <6788> は水不足関連として尻上がりの4.1%高。ディー・ディー・エス <3782> (東マ)は指紋認証ソフトに期待とされて16.3%ストップ高。環境管理センター <4657> (JQS)は放射性物質測定を材料に前場から22.0%ストップ高。
グリー <3632> は前場連日の高値に進んだものの2ヵ月半ぶりの1000円回復後はダレ模様に転じて4.5%安。これに逆行するようにディー・エヌ・エー <2432> が上げ幅を広げて戻り高値に進み6.0%高。
東証1部の値上がり率1位は前引けに続いて澁谷工業 <6340> の22.9%ストップ高となりiPS細胞関連の共同開発を材料に連日ストップ高、2位も前場と同じソフトブレーン <4779> となりアジア系資金の受け皿との見方あり急反発の20.4%高、3位にはキムラタン <8107> の11.1%高が入り株価2ケタのため集計上の誤謬、4位にはジェイアイエヌ <3046> の9.0%高が入り8月決算に期待とされて前場の8.3%高から急反発の幅を拡大した。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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