ソ・ジソプ&コン・ヒョジン『主君の太陽』視聴率1位で好調なスタート!
2013年8月10日 11:33
ソ・ジソプ&コン・ヒョジン主演のSBS新ドラマ『主君の太陽』が、初回からお茶の間を賑わせている。
7日に放送された同ドラマの第1話は、視聴率14.8%(ニールセンコリア、首都圏基準)を記録、一気に水木ドラマ1位の座を獲得した。
初回放送は、脚本家ホン姉妹のしっかりとした脚本とジン・ヒョク監督の生き生きとした演出が見事な調和を成し、最高のシナジー効果を発揮した。ロマンス、コメディー、ホラーを一つにした“ラブコメホラードラマ”の誕生を知らせ、視聴者の心を掴んだのだ。
ソ・ジソプとコン・ヒョジンの出会いはコミカル且つ神秘的に描かれ、想像の中でのみ存在していた幽霊はいつの間にか飛び出してきて、視聴者をハラハラさせた。
かと思えば、幽霊のせいで世間に適応できなくなり涙を流してしまうコン・ヒョジンの独白は、視聴者の心を悲しませた。興味深いストーリーに感動、どの要素も欠けていない完璧な名作ドラマの誕生だと、視聴者の期待は高まるばかりだ。
何よりも、ケチで傲慢な財閥息子を演じるソ・ジソプは、完璧なラブコメ演技で女性視聴者の心を掴んだ。ゴルフ場建設敷地を買収するため、死んだ妻を懐かしむ男の気持ちの詰まった一輪の花を無惨に切ってしまうなど、冷徹な目つきと表情で、“人よりカネ”の財閥男チュ・ジュンウォンの姿を100%表現した。しかし、コン・ヒョジンに対してはコミカルな姿を見せ、視聴者の好奇心を更に刺激した。
コン・ヒョジンは、“ラブコメクイーン”の名にふさわしく、彼女ならではのキュートさを発散させながらもハラハラドキドキのホラー感覚まで加えた複雑な演技を繰り広げ、視線を集中させた。
幽霊のせいでちゃんとした職場生活も恋愛もできなかったテ・コンシルの姿は、コミカルに描かれたが、彼女の切実な心情は哀れに感じられ、視聴者たちをじーんとさせた。様々な感情を同時に表現するコン・ヒョジンの姿が、視聴者の心を動かしたのだ。
特に、ソ・ジソプ&コン・ヒョジンの演技呼吸は最高だった。ソ・ジソプに触れると幽霊が見えなくなるということを知ったコン・ヒョジンは、ソ・ジソプのあとをついて回ろうとする姿を見せ、これに驚いたソ・ジソプは、冷たく阻止しようとする。しかし、二人の言い争う姿は何故か愛らしく見え、視聴者の心をときめかせた。
一方、コン・ヒョジンと同じマンションに住むことになったカンウ役を演じるソ・イングクは、初登場から疑わしい行動を繰り広げ視聴者を気にならせた。
ソ・ジソプが運営するショッピングモールの保安チーム長として入社したソ・イングクは、ベールに包まれた人物と通話しながらソ・ジソプの行動をいちいち報告する姿を見せ、緊張感を高めた。
この日の放送を見た視聴者らは、「ソ・ジソプ&コン・ヒョジン、最高の組み合わせ!」「笑って、驚いて、泣いた!初回だけでもこんなに面白いなんて!」「期待通りのドラマ!蒸し暑い夏に愉快な気持ちで楽しめるドラマが登場してくれてすごく嬉しい!」「二人のやりとりを見てると、私も恋愛したくなってきちゃった!」などと熱い反応を示した。
なお、この日のエンディングでは、テ・コンシル(コン・ヒョジン)がチュ・ジュンウォン(ソ・ジソプ)に、「あなたの隣にいたい」と直球告白をする姿が描かれ、今後の展開に対する視聴者の好奇心をより一層高めた。
所構わず現れる幽霊のせいで眠ることができず、屋上の庭でうとうとしていたコンシル。この時ジュンウォンが、自分の傍をうろうろする女性の幽霊を見たというコンシルの言葉の意味を確認するため、コンシルを訪ねてやってきたのだ。
夢うつつの状態のコンシルは、ジュンウォンを見るやいなや抱きついてしまった。その瞬間、二人はシャボン玉に包まれながら夢のような空間が演出され、二人の今後に対する視聴者の好奇心をより一層高めた。(翻訳:宮本りさ)