富士通と日本MS、明治安田生命にWindows 8タブレット約3万台を納入

2013年8月7日 19:05

 富士通と日本マイクロソフトは7日、明治安田生命保険に、営業職員向けオリジナル新営業端末「マイスターモバイル」として約3万台のWindows 8タブレットを納入したと発表した。これは、国内最大かつ世界最大級のWindows 8タブレット導入事例となる。明治安田生命は、2013年9月から順次、同タブレットを活用した営業活動を国内約1,200カ所の拠点で展開していく。

 今回、富士通の20年にわたるタブレット型パソコンの開発ノウハウと薄型・軽量化の最新技術を結集し、各種手続きの電子化により顧客の利便性向上を図り、顧客に有益な情報を分かりやすく提供するためのツールとして最適な新営業端末「マイスターモバイル」を開発した。

 「マイスターモバイル」は、大きくて見やすい広視野角12.1インチ液晶で、1日の所外活動に十分な駆動時間のバッテリーを搭載しながら、薄さ15mm、重さ約880gを実現したタブレット型パソコン。オペレーティングシステム(OS)には国内生命保険業界初となる企業向けWindows OS「Windows 8 Pro」を採用した。

 明治安田生命はタブレットの利点を活かし、動画を含む各種コンテンツを使った商品説明などにより顧客とのコミュニケーションの充実を図る。また、高いセキュリティを確保しながら契約に関する事務のペーパーレス化と効率化を行い、サービスの向上にリソースを一層集中することで競争力を強化する。

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