ホンダ、独モーターショーで欧州専用「シビック ツアラー」を世界初公開へ

2013年8月7日 18:00

 ホンダは7日、9月10日よりドイツで開催されるフランクフルトモーターショーに、欧州専用に開発され、2014年初めに販売を開始する「Civic Tourer(シビック ツアラー)」の量産モデルを出展し、世界初公開すると発表した。

 「シビック ツアラー」は、低くワイドで、空力性能に優れた「シビック(5ドア)」の流麗なスタイリングをさらに進化させたスポーティーなデザインに加え、広々とした室内空間を確保するなど、ワゴンならではの実用性を兼ね備えている。さらに、新技術「アダプティブダンパーシステム」を、欧州で販売しているホンダ車で初めて採用する。これにより、路面や走行状況に応じてより快適なハンドリングを実現する。

 また、「楽しさ」と「低燃費」を高次元で両立させた新世代パワートレイン技術「EARTH DREAMS TECHNOLOGY(アース・ドリームス・テクノロジー)」の一つであるディーゼルエンジンの1.6L i-DTECを搭載するなど、好評を得ている「シビック(5ドア)」のマイナーチェンジモデルを初公開する。

 さらに、今年1月の北米国際自動車ショーに出展し、ジュネーブモーターショーでホンダ仕様として初公開した「NSXコンセプト」に加え、今季フル参戦しているWTCCのマシンなどスポーツモデルをはじめ幅広いカテゴリーの展示を予定している。

関連記事

最新記事