【銘柄フラッシュ】カカクコムが急伸し「一人っ子政策」緩和説で森永乳業やハピネットが動く
2013年8月2日 16:34
2日後場は、13時に四半期決算を発表した三菱商事 <8058> が一段高となって4.0%高、塩野義製薬 <4507> も7.2%高となり、13時30分に発表した旭化成 <3407> も一段上値を追い4.8%高、14時に発表の東亞合成 <4045> はプラス転換して1.8%高、日本化成 <4007> は4.6%高。
含み資産株人気が再燃し、一昨日の四半期決算は減益だったものの翌日強かった三菱倉庫 <9301> は続伸4.7%高、同じ日の四半期決算が好調だった東京都競馬 <9672> は7.4%高。
香港株式市場で中国の「一人っ子政策」などの人口政策が緩和されるとの観測が出た模様で、森永乳業 <2264> が後場動意を強めて2.8%高、西松屋チェーン <7545> も同様に2.8%高、ハピネット <7552> は4.1%高、明治ホールディングス <2269> は高値引けの4.4%高。
東証1部の値上がり率1位は不動産情報サイトのネクスト <2120> となり不動産・含み資産株の物色人気が再燃した中でド真ん中銘柄でないところがいいとかで一段高の22.1%ストップ高、2位はエス・サイエンス <5721> の16.7%高は1円高だが株価ひとケタのためランキング上の誤謬、3位は名村造船所 <7014> となり昨日発表の四半期決算の大幅増益を好感して前場の2位16.5%高からは伸び悩んだものの14.2%高。
フルキャストホールディングス <4848> は求人倍率回復が言われて6月安値からの相場が3段上げに入る目前との見方で11.3%高、カカクコム <2371> は前引け後に7月のサイトアクセス動向を発表し7.6%高で高値更新となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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