【銘柄フラッシュ】カルナバイオや名村造船所が急伸し鹿島や住友不動産も高い
2013年8月2日 13:04
2日前場は、NY株の最高値や円安基調を受けてトヨタ自動車 <7203> が1.8%高ながら続伸となり、7月25日以来の6300円台回復。昨日四半期決算を発表した京セラ <6971> は軟調だったものの、輸出関連株は軒並み高。
また、来年度予算に成長戦略の特別枠との報道などを好感し、鹿島 <1812> が2.5%高など建設株が高くなり、住友不動産 <8830> が2.4%高など不動産株も高い。売買代金1位は神戸製鋼所 <5406> となり米国の7月の自動車販売の大幅回復を材料視する様子あり1.9%高。
京都大学のiPS細胞研究報道を受けてバイオ関連株の人気が再燃し、カルナバイオサイエンス <4572> (JQG)が20.7%ストップ高、DNAチップ研究所 <2397> (東マ)は7.0%高。
エイベックス・グループ・ホールディングス <7860> は保有するドワンゴ <3715> 株の譲渡を材料に連日高の高値更新となり6.6%高。
東証1部の値上がり率1位はエス・サイエンス <5721> の16.7%高だが株価ひとケタのためランキング上の誤謬、2位は名村造船所 <7014> の16.5%高となり昨日発表の四半期決算の大幅増益を好感して一気に戻り高値、3位はネクスト <2120> の15.5%高となり不動産情報サイトを運営し業績好調との見方で急反発。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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