フロリダで湧き出る「若返りの水」はラジウムが多く含まれる「放射性の水」だった

2013年7月30日 17:18

あるAnonymous Coward 曰く、 米フロリダのプンタゴーダという港町では、「若返りの水」というものが湧き出ているそうだ。1896年から噂され、人気がピークの頃にはわき水を流す蛇口に行列ができていたという。

 しかしこの水源を調査したところ、ラジウム含有量が通常推奨レベルの2倍近くもある、放射性の泉であることが判明したとのこと。フロリダにはこうした「若返りの水」をうたう水源が何十箇所もあるらしいが、こうした放射性泉はここだけだそうだ(GIZMODO)。

 国の安全基準に反しているため、1972年には泉を塞いでしまう案もあったようだが、市民の反対で見送りに。今でも市民は自己責任でガブガブ飲んでいるそうだ。記事では、ここの井戸水にはマグネシウムも多く含まれていたことから、それが若返りの効用になったのではないかとしている。

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