【銘柄フラッシュ】ネオスやベクトルが連日急伸し好決算の日立金属なども高い

2013年7月29日 12:36

  29日前場は、1ドル97円台、1ユーロ129円台に入る円高進行を受け、マツダ <7261> が5.3%安、キヤノン <7751> は1.6%安など、輸出関連株が軒並み下落。東証1部の出来高上位30銘柄に高い銘柄は皆無となり、売買代金上位30銘柄ではファナック <6954> 1銘柄が高いのみ。ただ、好業績株の物色は活発で、26日に第1四半期決算を発表した日立金属 <5486> は8.8%高、メガチップス <6875> は7.9%高。また、25日に発表して通期予想などを増額した東洋機械金属 <6210> は5.8%高となり連日高値。

  東証マザーズ市場で値上がりした銘柄は183銘柄中16銘柄のみ。中で、商品PRなどのベクトル <6058> (東マ)は12日発表の決算好調で首相の度重なる外国訪問も注目とされて2日連続ストップ高の17.7%高。ユニバーサルソリューションシステムズ <3390> (JQS)は光通信 <9435> による公開買付が30日までのため思惑強まり一時ストップ高の後も14.4%高。

  東証1部の値上がり率1位はネオス <3627> の23.0%高となり、引き続きスマートフォンの無料通話アプリ「LINE」(ライン)関連株として一時ストップ高の後も強調、2位はアクリーティブ <8423> の20.7%高となり上位株主のディスカウンターによる株式保有拡大の可能性などが言われて一時ストップ高となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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