【銘柄フラッシュ】日本写真印刷やホロンが急伸しソフトバンクは持ち直して高値更新

2013年7月24日 22:07

  24日後場は、住友金属鉱山 <5713> が金相場などを材料にクッキリと堅調に転換して1.2%高の戻り高値。アウトソーシング <2427> は昨日の業績予想の減額を朝方で消化して雇用関連政策などへの期待が強く10.3%高の戻り高値。マーベラスAQL <7844> も政策期待とされて9.0%高の急反発。主力株は総じて冴えず、円安基調が一服のためトヨタ自動車 <7203> は0.8%安、三井不動産 <8801> は0.9%安など、自動車株や不動産株が軟調。

  ソフトバンク <9984> は朝方安かったものの持ち直して2.4%高の連日高値。出資先の中国アリババ・グループ・ホールディングスが香港市場に上場するとの観測が再燃し、ソフトバンク・テクノロジー <4726> も8.8%高。

  東証・大証の現物株市場の再編で初日に活況高となった任天堂 <7974> は0.8%高ながら高値更新。錢高組 <1811> は8.3%高で高値更新。市場再編の象徴銘柄とされて再び活況。

  アスカネット <2438> (東マ)は四半期決算に期待と17.7%ストップ高、ホロン <7748> JQS)も半導体や電子部品の環境回復期待が言われて17.9%ストップ高。イベント展示などの博展 <2173> (JQG)はポータルサイト企業との提携を材料に17.7%ストップ高。

  東証1部の値上がり率1位はエス・サイエンス <5721> の14.3%高となり株価ひとケタのため1円高でも率はトップ、2位は日本写真印刷 <7915> の13.7%高となりSMBC日興証券の投資判断引き上げが伝えられて13.7%高、3位は前引けと同じくザッパラス <3770> となりスマホ向けコンテンツ好調との見方で12.1%高となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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