アリババ「上場先は未定」とコメント、香港に申請提出との報道受け

2013年7月24日 11:28


*11:28JST アリババ「上場先は未定」とコメント、香港に申請提出との報道受け
中国の電子商取引大手、アリババ・グループの広報担当者は23日、同社が香港証券取引所に上場申請を提出したとの報道について、上場先や上場時期は未定とのコメントを発表した。「明報」(24日付)など複数メディアが報じたもので、幹事会社も未定とされている。

一部の香港紙は23日、アリババが香港証取に上場申請を提出したと報道。手続きが順調に進めば、10月上場の運びと伝えていた。史上最大規模とも言われるアリババの新規株式公開(IPO)を巡っては、香港とニューヨークが上場誘致に動いている。

香港の証券関係者は、年内に香港市場に上場するには遅くとも8月末か9月初めには上場申請を提出する必要があると説明。現在の進展状況から見て、上場先として有力視されている香港でのIPOが現実のものとなるかどうかには、不透明感が残ると指摘した。

なお、アリババにはソフトバンク<9984>が出資している。ゴールドマン・サックス(GS)のアナリストはアリババの上場後の時価総額が1050億米ドル(約10兆円)に上ると試算している。《NT》

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