Wii U向け開発ソフトの無料配布、日本からの申請は不可

2013年7月23日 11:15

あるAnonymous Coward 曰く、 先日、任天堂がWii U向けのゲーム開発ツールを世界中のプログラマに無償提供するという話があった。これ自体は以前より発表されていたが、その申請ページ(英語)に「日本国内の開発会社様からのご申請は、現在受け付ておりません。We are not accepting applications from developers located in Japan at this time.」との文面があったことが話題になっている(Togetterまとめ)。

 「日本国内においては、自社でソフト販売予定の法人の方からのみの受付となります。研究・教育目的予定の法人の方からは、受け付けておりません。また、個人の方についても受け付けておりませんので、ご了承ください。」という話になっているらしい。海外では個人の開発者でも任天堂と開発者契約を結べるそうだが、国内では法人のみに限定されているとのこと。

 無料配布される開発キットは、HTML5やJavaScriptベースでの開発が行える開発フレームワーク「Nintendo Web Framework」を利用するもの。WebアプリやWebブラウザベースのスマートフォンアプリと同じ技術で開発ができるということで、開発者からの注目を集めていた。国内在住でWii U向けにHTML5+JavaScriptアプリ開発をしたい人は海外に移住するしかなさそうだ。ちなみに、SCEはPlayStation VitaやAndroid向けのアプリケーション開発プラットフォームおよび開発キットを(国内/海外を問わず)個人にも提供している。

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