人気ロックミュージシャンのトム・ヨーク、ロイヤリティーが低すぎるとしてSpotifyから音源を引き上げる
2013年7月19日 15:41
あるAnonymous Coward 曰く、 人気ロックバンド・Radioheadのフロントマンとして知られるトム・ヨークは、海外で人気の定額制音楽ストリーミング・サービス「Spotify」から、自身のソロ・アルバムおよび氏が参加しているロックバンドAtoms For Peaceの音源を引き上げた。売り上げが正しくアーティストに回っていないことを危惧しての行動だという(BBC、Barks、本家/.)。
本人のTwitterでのTweetによれば、「間違わないでくれ。君らがSpotifyで発見した新人アーティストには金が支払われていないかもしれない。一方で、株主にはそのうち金が転がり込む。簡単な話さ」と、売り上げがアーティストに回らない点に怒りを感じているようだ。なお、Radioheadの音源は削除されていないとのこと。
Guardianの記事でSam DuckworthというミュージシャンがSpotify上での楽曲再生数と収入を明かしている。氏の楽曲はSpotify上で4,685回再生されたが、それによる収入はたった19.22ユーロだったという。
スラッシュドットのコメントを読む | ITセクション | ビジネス | インターネット | 音楽
関連ストーリー:
Google、定額制音楽ストリーミングサービスを米国で開始 2013年05月18日
Apple、音楽ストリーミングサービス提供のため大手レコード会社と契約へ 2013年04月17日
音楽ソフトの売上高、日本が米国を抜き世界最大に 2013年04月09日
広告収入ベースの無料音楽配信サービスは実現可能か 2013年03月19日