『恋愛操作団』少女時代スヨンが“劇場キス”でエンディング(ネタバレ)

2013年7月18日 23:45

 8週間、甘いロマンスでお茶の間を盛り上げたドラマ『恋愛操作団:シラノ』が、イ・ジョンヒョクと少女時代スヨンの“劇場キス”で幕を閉じた。

 16日に放送された最終回では、ソ・ビョンフン(イ・ジョンヒョク)とチャ・スンピョ(イ・チョニ)が、恋愛操作団に恨みを抱くチョン・イルドによって拉致されたコン・ミニョン(スヨン)を救う姿が描かれた。

 運転に対してトラウマを持っていたがコン・ミニョンを助けるため勇気を振り絞り自ら運転して助けに行ったソ・ビョンフン、ナイフで切り付けられながらも命がけでコン・ミニョンを助けようとしたチャ・スンピョ、二人の男の熱い気持ちが感じられるシーンだった。

 その後、チャ・スンピョの依頼を受けたソ・ビョンフンは、チャ・スンピョとコン・ミニョンを結ぶため最後の作戦を立てたが、作戦を実行しているうちにコン・ミニョンを想う気持ちがチャ・スンピョにばれてしまう。ソ・ビョンフンの気持ちを知ったチャ・スンピョは諦めることを決心し、その後ソ・ビョンフンとコン・ミニョンはお互いの気持ちを確認し合った。

 恋愛操作団を辞め、再び演劇の企画と演出の仕事を始めたソ・ビョンフン、ソ・ビョンフンと仲直りしたイ・ソル(キム・ジョンファ)、シェフとして新たな人生をスタートさせたチャ・スンピョ、誤解によって拉致事件に巻き込まれたヘリ(ハ・ヨンジュ)を許したムジン(ホン・ジョンヒョン)、夢であった演劇に挑戦することになったアラン(チョ・ユヌ)ら、それぞれが幸せそうな姿を見せ視聴者を安心させた。

 特に、エンディングでは演劇が繰り広げられるステージの裏でソ・ビョンフンとコン・ミニョンがキスを交わすシーンが描かれ、視聴者の視線を集中させた。また、キスとともに流れるコン・ミニョンのナレーションは、甘いロマンスを夢見る視聴者の耳を捉えた。

 「この世の全ての人たちに共通する夢があるとしたら、それはロマンスだと思う。二人が出会い一つの宇宙を創造すること。その途中で出会う数多くの出来事は、時には甘くて幸せだが時には傷つき悲しくもある。でも、諦めちゃダメ!その様々な出来事が集まって真のパートナーに出会うことが出来るんだから!私はシラノエージェンシーで“私の宇宙”、“私のロマンス”に出会った!」(コン・ミニョンのナレーション)

♥ これまでになかった新鮮なドラマ!7回の恋愛操作―豪華カメオ出演!―イ・ジョンヒョク、スヨン、イ・チョニの熱演!

 本ドラマは、“恋愛を操作する”という興味深い設定と豪華カメオ熱戦で話題を集めた。毎回トップスターたちがエピソードの主人公として登場、恋愛操作を依頼した。その作戦は、時にはロマンチックに、時にはコミカルに繰り広げられ、毎回新鮮な見どころを提供した。

 チ・ジニ、チェ・ウォニョン、イ・ユンジ、イム・ヒョンジュンなど豪華キャストの出演で第1話をスタートさせ、3、4話ではSHINeeのテミンが高校生依頼人として登場、作戦タイトル“アイドルの初恋”と題して初々しいロマンスを描き出した。

 また第6話では俳優イ・グァンスが、自分のことを嫌うク・ウネを何とか振り向かせようとミッションインポッシブルに挑戦し、その見事な演技力で視聴者の好奇心を引き付けた。その後は、チョン・ユミとコン・ユがバトンを引き継ぎ、ロマンチックな名場面を誕生させ、イェ・ジウォンとイム・ウォニが看護師と消防官に扮して切ないロマンスを繰り広げた。

 “恋愛はビジネスだ”と考える金の亡者イ・ジョンヒョク(ソ・ビョンフン役)は、スヨンに出会い少しずつ心を開いて行くロマンス演技から、天才リーダーのカリスマ性を感じさせる個性的な演技まで完璧に表現し、女性視聴者を虜にした。スヨンは、特有の爽やかな魅力で見る者を癒し、リアル且つ愛らしい演技で女優としての立ち位置を確固たるものにした。

 ミステリアスな魅力でドラマに緊張感を与えたイ・チョニは、純情男の姿からアクションまで、これまで見せたことのなかった新鮮な演技を披露し視聴者を魅了した。さらに、“イケメン操作員”ホン・ジョンヒョンとチョ・ユヌがシックさと爽やかさを同時に発散させながらその存在感をアピールした。

 なお、『恋愛操作団:シラノ』(演出:カン・ギョンフン、脚本:シン・ジェウォン)は、恋愛が苦手な人たちに代わって恋を叶えてくれる恋愛操作団シラノエージェンシーのストーリーを描いたドラマ。操作員は、毎回登場する依頼人の恋を叶えるために恋愛作戦を繰り広げる。

 ユニークなリーダーイ・ジョンヒョク(ソ・ビョンフン役)、キュートでロマンチストなスヨン(コン・ミニョン役)、シックな天才エンジニアホン・ジョンヒョン(ムジン役)、夢多きイケメン高校生チョ・ユヌ(アラン役)ら4人の操作員が繰り広げる魔法のような恋愛作戦がファンタジーを刺激し人気を得た。

 さらに、シラノエージェンシーの隣に位置するレストランシェフイ・チョニ(チャ・スンピョ役)がスヨンとの三角ロマンスに加わり緊張感をプラスした。(翻訳:宮本りさ)

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