バーナンキFRB議長、ハト派的な見解を再表明でドル下落懸念
2013年7月17日 13:48
*13:48JST バーナンキFRB議長、ハト派的な見解を再表明でドル下落懸念
バーナンキFRB議長は、本日と明日、半年に一度提出する金融政策報告書(ハンフリー・ホーキンス報告書)に関して、米国議会で証言を行う。
バーナンキFRB議長のスポークスマンと目されている、WSJのFRBウォッチャー、ヒルゼンラス記者は、米国連邦準備理事会(FRB)の出口戦略の鍵は、「4つのパズル」であると書いている。
バーナンキFRB議長の5月22日、6月19日のタカ派発言、7月10日のハト派発言の迷走を巡る謎は、「4つのパズル」(労働市場の回復力への疑問、失業率の不備、ディスインフレ状態、秋口の債務上限議論への警戒感)の「解」を模索する結果であるらしい。
本日のバーナンキFRB議長の議会証言では、7月10日のハト派発言の再表明となることが警告されており、ドル・円相場は、半値押しの90円台まで下落するのかもしれない。《MY》