F35B 自衛隊に導入検討していないと防相

2013年7月17日 06:35

 小野寺五典防衛大臣は16日の記者会見で垂直離着陸できる次世代戦闘機F35Bの自衛隊への導入検討について「検討の事実はない」と否定した。一部で「ステルス戦闘機F35Aではなく、F35Bの導入を検討している」との報道があったことについて、報道陣から事実関係をきかれて答えた。

 防衛大臣は「F35導入について予算措置を頂いている」としたうえで「F35Bについては検討している事実はない」とした。

 また、陸上自衛隊の初動担任部隊の拠点を名護市辺野古沖の普天間飛行場代替施設内に設ける検討をしているのではないかとの報道陣からの問いにも、小野寺防衛大臣は「キャンプ・シュワブにおいての陸上自衛隊の施設の共同使用について、検討している事実はない」と否定した。

 一方で、米軍施設や代替施設での共同使用については「今後の防衛大綱の議論の中で議論はされていくと思う」とした。(編集担当:森高龍二)

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