AIGジャパン、傘下のAIU損保と富士火災を2015年下半期以降に合併へ

2013年7月16日 18:40

 AIGジャパン・ホールディングスとその100%子会社であるAIU損害保険と富士火災海上保険は16日、関係当局の認可等を前提に、2015年下半期以降にAIU損保と富士火災の合併による経営統合を行う方向性で準備を進めることを決定したと発表した。

 AIGジャパン・ホールディングスとAIU損保と富士火災は、7月16日付で経営統合を検討する「統合実行委員会」を共同で設置した。関係当局の認可等を前提に2年後の2015年下半期以降にAIU損保と富士火災の合併による経営統合を行う方向で、速やかに統合計画などを策定する予定。

 統合後の新会社は、AIU損保が67年にわたり外資系損害保険会社として培ってきた専門性や経験・ノウハウと、富士火災の95年にわたる日本市場での豊富な経験、全国ネットワークや経営資源・人材等を融合することで顧客のニーズに応え、満足してもらえる商品やサービスを提供することを目指す。さらに、両社の経営資源や将来への投資を一本化することにより経営の効率化を図るとともに、サービス向上のための基盤整備も可能となる。

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