【銘柄フラッシュ】クボテックや図研が急伸し大成建設や鹿島は高値に進む
2013年7月11日 16:38
11日後場は、日銀の金融政策会合の結果が昼過ぎに伝わると不動産株や鉄鋼株、銀行、証券株などが一時的に軟化したものの、大引けは三井不動産 <8801> が1.3%高、三菱UFJフィナンシャル・グループ <8306> が前日比変わらずなど、全体に戻り足。
オプション7月物とミニ先物7月物の売買最終日に当たり、前回6月物の時は日経平均が上下に600円強変動したため、先物の値動きに警戒感があったものの、結局ファーストリテイリング <9983> は1.8%高。サントリー食品インターナショナル <2587> は6.3%高となり、7月3日の上場来、毎日高い中でも最大の上昇。東京電力 <9501> は1.2%高の反発となり売買代金は7月2日から8売買日連続トップ。
3Dプリンター関連株は活況を呈し、図研 <6947> が17.2%高の2日連続ストップ高、アルテック <9972> は14.8%高、MUTOHホールディングス <7999> は7.7%高。
選挙の真っただ中とあって政策関連の大成建設 <1801> が2.2%高となり高値更新、鹿島 <1812> も3.2%高となり高値更新。日本橋梁 <5912> も動意を強めて8.3%高。セメント、パイル株も高い。
東証1部の値上がり率1位にはクボテック <7709> の22.6%ストップ高が入り3DCADシステムをハヤして急伸、2位は図研 <6947> の17.2%高、3位は黒崎播磨 <5352> の15.6%高となり仕手色強く景気敏感株との見方で値幅妙味を発揮した。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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