シャープ、「ココロエンジン」を健康・環境家電へ順次搭載

2013年7月10日 12:04

 シャープは9日、楽しさや驚きを提供するインターフェース「ココロエンジン」を、さまざまな健康・環境家電へ応用展開すると発表した。

 シャープは2012年に、健康・環境家電が備えている様々な付加価値を顧客にシンプルに親しみを込めて伝える「ココロエンジン」を開発した。搭載商品の第一弾となるロボット家電「COCOROBO」は、部屋の掃除に加えて、対話を通じて親しみや癒しを提供する商品として評価されている。

 この「ココロエンジン」を今年度より、さまざまな健康・環境家電に順次搭載する。 「ココロエンジン」を健康・環境家電に搭載することにより、音声メッセージや光で家事をしている人を励ましたり、便利な使い方や機能など暮らしにヒントを与える「ココロ配り」をする。

 今後も既存の商品カテゴリーの枠を超えた革新的な商品の創出を図るべく、今年4月に健康・環境システム事業本部内に商品革新センターを新たに設置した。シャープは、「これまでの独自技術に加え、『ココロエンジン』により"お客様のココロを動かし、お客様とつながる家電"を創出し、お客様と健康・環境家電の新たな関係を構築していく」としている。

 なお、シャープは、今回「ココロエンジン」を表すマークを設定し、搭載家電の販促活動を通じて認知を高めていく。

関連記事

最新記事