ホンダ、新コンセプトのクルーザーモデル「CTX700N」「CTX700」を発売

2013年7月9日 18:28

 ホンダは9日、「快適技術の体感」を開発コンセプトに掲げた新型のクルーザーモデル「CTX700N」と「CTX700」の2モデルをラインアップに設定し、ネイキッドモデルのCTX700Nを7月11日に、カウリング装着モデルのCTX700を8月6日に発売すると発表した。価格はCTX700Nが74万5,500円(税込)からで、CTX700が83万6,850円(税込)から。

 新たなコンセプトのクルーザーモデルであるCTXシリーズは、より多くの人に“楽に、快適に、爽快に”乗ってもらいたいとの想いから、スタイリングはもとより、車体やエンジンなどのあらゆる領域で優れた快適性を実現するための技術を追求している。

 スタイリングは両モデルともに力強い「水平基調デザイン」を採用。「おおらかで力強い面構成」と「機能的に独立した部品構成」をキーワードに、フレーム構成からシートやマフラーに至るまで機能美を融合させた水平基調のプロポーションとしている。

 車体は、新設計のリアサブフレームを採用することで足着き性に優れ、安心感のある720mmの低シート高を実現している。また、ライディングポジションは、さまざまな体格のライダーが親しめるように自由度の高い設定とし、市街地走行から長距離ツーリングまで幅広い用途で快適な走行を楽しめるものとしている。

 エンジンは、常用する低・中回転域の力強さと、38.0km/L(60km/h定地走行テスト値)という優れた燃費性能を両立した水冷・直列2気筒700ccを搭載。不快な振動を抑えた心地よい鼓動感がライディングの楽しさと快適性を高めている。

 なお、両モデルともにマニュアルトランスミッション搭載タイプと、制御プログラムの熟成を図ったデュアル・クラッチ・トランスミッション(DCT)搭載タイプを設定し、幅広いユーザーの好みに応えられるものとしている。

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