欧州スマホ市場の勢力図に変化? ソニーや華為がサムスンを猛追

2013年7月5日 09:53


*09:53JST 欧州スマホ市場の勢力図に変化? ソニーや華為がサムスンを猛追
欧州のスマートフォン市場では、韓国サムスン電子が最大のシェアを握っているが、その勢力図に変化が見え始めているようだ。ソニー<6758>や中国の華為(ファーウェイ)、台湾のHTCが猛追をかけているという。

中国メディアが3日、調査会社カンター・ワールドパネル・コムテックのリポートを引用して報じたもの。特に英国ではソニーの「Xperia」が人気で、購入者の38%が“元サムスンユーザー”という調査結果が示された。英国のスマホ市場において、ソニーはシェア第4位を占めている。

カンターはサムスンの課題として、顧客ロイヤリティーを向上すべきと指摘している。また、ソニーや華為、HTCが強力な新製品を続々と投入していることも、サムスンのシェア縮小につながる可能性があるという。

なお、欧州主要5カ国(英国、ドイツ、フランス、イタリア、スペイン)における今年3-5月のスマホ販売台数では、アンドロイド端末が約70%となり、うち約半数をサムスンが占めた。一方、米アップルの「iPhone」のシェアは20%弱だった。《NT》

関連記事

最新記事