【銘柄フラッシュ】丸栄や新日本科学が急伸し新規上場のサントリー食品も堅調

2013年7月3日 16:39

  3日後場は、円相場がやや強含んだ上、NY市場が独立記念日の休日を控えるためか、キヤノン <7751> は弱もみ合いの0.2%安、ホンダ <7267> は強もみ合いの0.4%高、日立製作所 <6501> は前日比変わらず。代わって材料株や仕手系株などが活況となり、四半期決算が好調だった長谷川香料 <4958> は0.6%高、好調の模様と伝えられたオンワードホールディングス <8016> は1.1%高、好調だった丸栄 <8245> は仕手色も強く26.5%ストップ高。

  新日本科学 <2395> はiPS細胞関連株として以前、大物仕手筋K氏が注目とされて急騰した実績があり、日本カーバイド工業 <4064> に続いて再度注目との憶測が言われて21.6%ストップ高。サニックス <4651> は別の手筋が注力とされ5月前半の2.5倍高に続き今回は6月中旬の1000円水準から2.5倍で2500円目標とか言われて8.4%高の高値更新。

  本日、新規上場となったサントリー食品インターナショナル(サントリーBF) <2587> は公開価格3100円に対して取引開始と同時に3120円で売買が成立し、その後は3110円から3195円(各々前場に形成)の間で推移し、終値は3145円。全銘柄の中で売買代金2位、出来高は15位。

  東証1部の値上がり率1位は丸栄 <8245> の26.5%ストップ高、2位は新日本科学 <2395> の21.6%ストップ高、3位は神栄 <3004> の14.2%高で仕手色の強さにチャート妙味などが言われて戻り高値、4位はイー・ギャランティ <8771> の12.9%高となり債権関連事業が中小企業の金融円滑化法の期限切れの影響本格化に注目とかで出直り拡大となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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