【銘柄フラッシュ】フルキャストHLDやKLabが一段高となり東京電力もストップ高

2013年7月2日 16:26

  2日後場は、東京電力 <9501> が柏崎刈羽原子力発電所(新潟県)の運転再開を申請するとの観測が伝えられて100円高の19.1%ストップ高となり、電力不足の不安も後退したため、新日鐵住金 <5401> も4.5%高など鉄鋼株や自動車株、電機・精密株なども軒並み高。

  日立製作所 <6501> は5.6%高。日経平均の先物高に続いて構成銘柄を均等に買う動きも強まったようで、ファーストリテイリング <9984> は1.4%高ながら戻り高値、京セラ <6971> も1.5%高程度ながら戻り高値。売買代金、出来高ともトップは東京電力。

  カカクコム <2371> は昼12時過ぎに発表した6月の「運営サイトアクセス状況」が2ケタ増を継続し、相変わらず絶好調。大引けは4.4%高となり、約2週間ぶりに高値を更新。このところ食用油など食料品の相次ぐ値上げによりアクセス急増と期待されており、価格情報検索のオークファン <3674> (東マ)も28.3%ストップ高。

  東証1部の値上がり率1位は前引けに続きフルキャストホールディングス <4848> となり求人市場の回復感などが言われて出直りを拡大し前場の16.8%高から一段高となり27.3%ストップ高、2位も前引けと同じKLab <3656> となり引き続き米マイクロソフトとの提携を好感し前場の16.2%高から一段高の26.6%ストップ高、3位は東京電力 <9501> の19.1%ストップ高、4位は原発関連の木村化工機 <6378> の18.5%ストップ高となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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