トヨタ、軽乗用車「ピクシス スペース」を一部改良

2013年7月1日 18:32

 トヨタ自動車は、軽乗用車「ピクシス スペース」を一部改良し、全国のトヨタカローラ店、ネッツ店および、軽自動車市場比率の高い地域で取扱希望のあった一部のトヨタ店、トヨペット店を含む販売店209社を通じて7月1日に発売した。価格は112万5,000円(税込)から。

 今回の一部改良では、CVTサーモコントローラーの採用でエンジンとCVTの温度を相互に最適化し、燃焼効率、動力伝達効率を高めることなどにより燃費を向上。2WD車(除く「カスタム RS」)で27.6km/L、4WD車(除く「カスタム RS」)で25.0km/Lを実現し、「平成27年度燃費基準+20%」を達成。「カスタム RS」は2WD車で24.0km/L、4WD車で23.0km/Lを実現し、「平成27年度燃費基準+10%」を達成した。これにより、すでに認定を取得している「平成17年基準排出ガス75%低減レベル」とあわせ、引き続き全車「環境対応車 普及促進税制」の減税措置の対象となる。

 また、サスペンションの特性を変更し、乗り心地を向上させたほか、ブレーキをサイズアップし、制動力を強化した。さらに、防音材の性能向上や配置変更により静粛性を高めている。

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