米FTC、検索結果と広告が明確に区別できるようにすることをサーチエンジン各社に求める
2013年6月30日 17:28
米連邦取引委員会(FTC)はサーチエンジンで検索結果と一緒に表示される広告について、広告であることが明確にわかる表示にすることを求める文書を各社に送付したとのこと(FTCのプレスリリース、送付された文書のサンプル: PDF、本家/.)。
FTCでは有料で検索結果に広告を表示する場合、広告であることを明示することとするガイドラインを2002年に示している。しかし、最近は広告であることがわかりにくいものが増えており、検索を実行した人の半数が広告と認識していないという調査結果もあるとのこと。たとえば、多くのサーチエンジンでは広告部分の背景色を変えることで通常の検索結果と区別しているが、非常に薄い色が使われることもあって表示するデバイスによっては区別がつきにくいこともある。そのため、どのようなデバイスでも広告を見分けられるように、背景部分にはっきりしたアウトラインをつけることや、広告と通常の検索結果を分ける明確な境界を設けること、広告であることを示すテキストラベルをつけることなどをFTCは求めている。 スラッシュドットのコメントを読む | ITセクション | 広告 | インターネット | IT | アメリカ合衆国 | 政府
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